コンピュータに命令をするときに必要なプログラミング言語。あまり知られていないものまで含めると、プログラミング言語は200種類以上もあります。
その中の1つがPHPです。1996年に誕生したPHPは、人間の言葉に近いので可読性が高く、比較的容易に書きやすい言語として人気があります。比較的簡単に書けるということは、つまり、覚えることが他のプログラミング言語に比べて少ないということです。
ソフトウェアを動かす元となるプログラムをソースコードと呼んでいますが、このソースコードの行数も少なく済ませることができます。
PHPはWebサイトの制作に適しています。PHPを使うことによって、いろいろなデータベースと連携したWebサイトの作成や、問い合わせフォームなどの動的なWebページの作成が簡単にできます。
さらに、HTMLの中に直接書き込むことも可能です。HTMLは静的なWebページを作る言語ですが、PHPと組み合わせることによって、動的なWebページの作成ができるようになります。
また、コードを記述した後すぐ動作の確認ができるので、初歩的な記述ミスを見つけやすくなります。このため、プログラミングに慣れていない初心者にもおすすめできるでしょう。
PHPはWebアプリケーションの開発に、世界中で広く使われているため情報量が多いです。PHPが学べるスクールの数も多く、関連書籍も手に入りやすくなっています。
そして、PHPの概要や基礎知識を無料で紹介している『これからプログラミングを習得するならPHP 』といったWebサイトもあり、このような有益な情報は初心者が学習する際の手助けとなるでしょう。